第3回・第4回合同がん緩和ケアに関する国際会議の開催を一年後に控えて;理事長からのメッセージ
2021年8月
未だCOVID-19 pandemicは世界に猛威を振るっています。この災害に見舞われた方々に心からのお見舞いを申し上げます。そしてそれに立ち向かっている多くの医療者と関係者の方々に深く敬意を表します。しかしながら、感染防御の施策、ワクチン接種、特効薬の開発による出口戦略が期待されるところとなりました。特にmRNAワクチンは今後さらに科学的な進化を遂げると思われます。日本におけるCOVID-19 pandemicは、オリンピック開催も含めた政策の混乱もありながら、2021年末までにはほぼ収束すると予想されています。
世界の人の動きも来年は多少の制限の中で経済活動が牽引し多方面で活発に再開される事でしょう。
3rd&4th Joint Sapporo Conference for Palliative and Supportive Care in Cancer (SCPSC)はご案内の通り2022年7月21〜23日通常の形式で開催いたします。演者の方々、司会の方々、会員の方々、ポスター発表を予定している方々、そして一般参加希望の方々にはご心配をお掛けしました。しかしこの間演者の方々は誰1人として不参加の意向を示されませんでした。また多くの方々から来年のSCPSC開催についての問い合わせがありました。私はそれだけ3rd&4th Joint SCPSCのprogramの内容が充実していると自負しております。Programの編成に関わって頂いたDr. Portenoy, Dr. Stiefel, Dr, Puchalski, Dr. Hui Dr. Chochinov その他の人々に深く感謝致します。
これから3rd&4th Joint SCPSC開催に向けて実行委員会から種々の案内、連絡が皆様のお手元に届けられると思います。皆様のご期待に添うよう最善を尽くします。来年皆様とお会いできる事を楽しみにしております。
石谷邦彦
The International Research Society of the SCPSC理事長
医療法人東札幌病院 理事長
2021年8月12日